下落合に散歩です
みなさん、こんにちわ。
新宿の中でもひときわ静かな街、下落合へ散歩しに行ってきました。
地名にはメインとなる固有名詞の前に、例えば"北"とか"南"がつくことがありますが、下落合は"上"とか"中"がつきます。
駅降りてすぐに妙正寺川が流れており、近くにも神田川が流れています。
その川の"上"流、"中"流、"下"流を指す意味らしく、上落合は下落合に比べて南に位置しますが、確かに上流にあたります。
(という話を知り合いとよくするのですが、じゃあ上諏訪と下諏訪は逆じゃないか? と謎が深まったりします、地名って不思議ですね)
ゆえに川がある付近は河岸段丘の名残が随所に見られます、坂がめちゃくちゃ多いということです。
これも趣味が高じて、道路を作っているところを見に行ったりするのですが、こういう坂ではロードローラーが走ることができず
すなわちアスファルトではなく、コンクリートの道路がよく見られます。
この丸の形がポツポツとあるのは、もちろん滑り止めであり、見た目の通りオーリングと呼ばれています。
ちなみにこのオーリング、こちらも作っているところを見たことがあるのですが、職人の手作業により作られています、すごいですね。
Q.じゃあ七回曲がるんですか?
A.二回くらいです
本当になんで?
こういった河川を通した橋の上に、線路と踏切があるの、個人的にエモいです。
自然に対してめちゃめちゃ作り上げた感が大変よろしい、柵の色が違うのも管轄の違いを出してて、こう無機質な感じを強めています(何言ってんだろう)
新しそうなマンションに、築年数がほどほどありそうな戸建てが並んでいるのも、ここは本当に新宿区? という気持ちになります。
デザイナーズマンションとかもあるんですね、最初何かと思いました。
曲面が多いと施工大変そう、という視点で見てしまいます。
住宅が多いエリアなので、学校は無いのだろうかと思うとありました。
一見そうには感じられなかったのですが、保育園と老人ホームが入ってるとのことで
社福の建物かな、とか、これ何階建てなんだろうとか考えていました。
進んでいくとまた坂です、写真におさめていないだけで、もういくつも坂を上ったり下ったりしています。
少々大きい建物になると、出入り口以外に面する道路との高さの違いが出てきます。
おそらくは避難用に作られている気がしますが、狭いし実際どうなんでしょう、立ち入りは禁止されているので真偽不明です。
登りきると、かばがいました、かばは一番好きな動物のひとつです。
住宅と住宅の間をいくつかすり抜けながら、大変子供の多い街だなという印象を受け、公園が多いのも要因のひとつかなと思いました。
ちなみにこの公園には、かばが3匹いるそうでして
なかなかワイルドなかばもいました。
よく公園には動物モチーフのものが多いですが、かばは茶色に限らずさまざまな色の個体がいますね。
ちなみに青いかばは幸せを呼ぶとされて縁起が良いそうです、私もキーホルダーとしてつけてるかばは青です。
日が暮れてきてしまって、しばらくふらふらしていると、下水道局の施設もあります。
物々しい施設が並び、工業チックでいいねと考えてると、あたりで一番大きい公園にたどり着きました。
謎のモニュメントがあったり、川をかける橋の上に、施設をまたぐ橋があるなど
なかなか入り組んでおり、踏切の時もそうですが、こういう入り組んだ感じは謎に興奮します。
神田川を上っていくと、大久保や中野が見えてきます。
人だかりの雰囲気も変わって、あたりはもう外は真っ暗、今日はここまでとしました。
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